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全国大学生環境活動コンテストの意見交換会に参加しました - 2016.12.26 - 

選考会の様子

全国大学生環境活動コンテスト集合写真

意見交換した具体策の発表も行われました


 2016年12月23日(金)、24日(土)に国立オリンピック記念青少年総合センターで、第14回 全国大学生環境活動コンテスト(ecocon2016)が開催されました。


 このコンテストは大学生が行う環境活動の活性化と周知を目的として、全国から集まった団体がそれぞれの活動を報告し、優れた取組みには賞が贈られるというものです。
 協栄産業グループはこのコンテストの趣旨に賛同し、将来地球環境を守る主役となる大学生の活動を応援しています。

 今回、全25団体が会場に集結し、2016年の活動報告を行いました。
 グランプリを受賞した、一橋大学の環境サークル「国立あかるくらぶ」は、地域住民と協力して週3回のゴミ拾いや、交通事故の多い交差点で小学生の見守りを毎朝行うなど、国立市の活性化を目的とした活動を行う団体です。
 活動の一環として、拾ったゴミの位置情報を取得するスマートフォンアプリを開発し、ゴミの発生状況を可視化してゴミ拾いの効率化を行った他、散乱ごみに関する先行研究の調査に取り組むなど、データ分析に基づいた活動であったことが評価を受けました。
 尚、選考委員を務めた独立行政法人環境再生保全機構 理事長 福井光彦様より、「今後も、環境活動を行う他の主体との連携や、ゴミがポイ捨てされる原因の分析・対策立案・提言を行うなど、更に活動を深化していって欲しい。」とのコメントもありました。
 「分ければ資源、混ぜればゴミ」の考えのもとペットボトルリサイクルを行う我々としても、このような活動が拡大していることを嬉しく思います。
 その他報告を行った団体も、何れも情熱と工夫に満ちた素晴らしいものでした。

 また、このコンテストと並行して、企業が行う環境活動や事業を参考事例として紹介し、学生と企業がそれぞれの視点から「環境によい日本社会」の実現のための具体策について話し合う、意見交換会が催されました。


 環境によい日本社会形成を考える上で参考にしてもらうべく、日本国内の使用済みペットボトルの回収率は9割を誇るものの、その多くが海外に輸出されている現状について説明しました。
 また、弊社グループのリサイクル技術を活用して、使用済みペットボトルから再びペットボトルや、食品容器、サッカーユニフォームなど様々なものに生まれ変わっていることをお伝えし、このような取り組みが、使用済みペットボトルの国内循環、ひいては、環境によい日本社会形成の実現の一助となり得ることをお話ししました。
 学生からは感想として、「ペットボトルからサッカーユニフォームができていると知り驚いた。使用済みボトルがどうなっているのかを周囲の人たちにも伝え、ペットボトルリサイクルにもっと興味を持ってもらいたい。」といった感想などもあがり、大変有意義な意見交換の場となりました。

 協栄産業グループは今後も、熱い想いを胸に環境活動を行う学生の皆さんと協力し、限りある資源を次世代に繋ぐための取組みを進めて参ります。


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